肉体的にも精神的にもハードな仕事

看護師の仕事に興味があるなら、実情を知ることが大事だ。看護師の仕事は、肉体的にも精神的にもハードであることは広く認識されているだろう。看護師は立ち仕事が多く、待合室や診察室を行ったり来たりする。また、患者の歩行や入浴を介助することも多い。体力がなければ患者は支えられず、看護師の負担が大きくなり肉体的な疲労を感じやすくなるだろう。さらに、入院設備のある医療機関では、看護師は交代で夜勤を担当するのが一般的だ。昼勤と夜勤を交互に行うと体内時計が乱れて睡眠に影響を与え、睡眠時間が不足する状態が続けば脳機能が低下して仕事に支障が出る。休憩時間に10分から15分程度でも昼寝をすると、頭がすっきりするだろう。

看護師は、医師や患者など多くの人と接する機会が多い仕事だ。ほかにも、先輩や同僚の看護師と協力し合うことも求められる。そのため、人間関係でストレスが溜まりやすい特徴があるのが実態だ。患者からクレームを受けることで、自信を失う看護師は少なくない。コミュニケーション能力に自信がない看護師にとっては、ハードな仕事といえるでだろう。ハードな面を克服して看護師の仕事を続けたいなら、疲労を溜めずにストレス解消を心がけよう。親しい友達と飲み会を開いて、おしゃべりをするのは効果的だ。ケーキなどの甘いスイーツを自分へのご褒美にすれば、気分転換になる。ジョギングやヨガ、自重トレーニングなどの運動はストレス解消になり、仕事に向けた体力作りにも有効だろう。